開発事例
ラズベリーパイ関係開発
お客様からのご要望内容
お客様が持つ太陽光発電所の遠隔監視システムを開発したい。
市販のものは高価高機能であり、機能も後から変更追加出来ないので、ある程度自由にカスタマイズ出来るものが欲しい。
またデータを確認するにもホームページ上でIDとパスワードによるログインが必要になるので、毎日決まった時間にデータ整理されたものをメールで携帯電話に飛ばして欲しい。
実現事例
独自機能に特化した遠隔監視装置を安価に開発したい。
通常 新規開発する場合は初期費用や設計費、開発工期などがかかります。
今回の場合は費用対効果を考えた場合に、お客様のご要求に対する費用が見合わなかった事もあり、弊社では市販既製品と弊社の基板を組合せたご提案を行いました。
具体的には安価で高機能なRaspberry Piを使用したシステム構成をご提案し、発電所のデータ取得。
制御部分は弊社で社内開発していたRaspberry PiアドオンボードであるCarry Piシリーズの中から、HAT B+ RS485ボードを選択して、発電所機器とインタフェースする為の制御ファームウェアを新規開発しました。
新規ファームウェア開発には開発費や開発工数がかかりますが、今回開発したシステムを弊社でも、販売する事をお客様にご了承頂きまして、共同開発という形を取る事によりコストの折り合いを付けました。
その後装置の開発は無事終わり、現在の太陽光発電所 数カ所で稼働しています。
機能拡張に付いても温度湿度監視を追加し、設置場所のセキュリティ機能に関しても検討しています。